リハビリ科 管理者からのメッセージ

同じ患者さんをずっと担当できる。
他で得られない知識を吸収できる。

理学療法士 木口 基也

高校時代、大学進学を考えるも、親戚の作業療法士から誘いを受けて地元の新潟・長岡にある晴陵リハビリテーション学院へ進学。担任教諭から「自分の先輩が働いている」と紹介され、2004年に当院へ新卒で入職。2013年、主任に昇格。現在に至る。

患者さんと接するのが楽しいから続けられる

正直な話、どうしても理学療法士になりたいと思って専門学校へ進学したわけではありませんでした。当院への入職も、学校の先生から推薦されたから。振り返ると自分でも「他力本願」だったと感じますが、それから10数年も働き続けられたのはなぜかというと、結局は患者さんと接するのが好きだからだと思います。入職した当初はリハビリ部門のスタッフが足りず、結果的にたくさんの患者さんを担当させていただくことになりましたが、むしろそれが患者さんと接することに楽しさを感じられるきっかけになったように思います。そのせいか、主任となった現在、後輩たちを教える際には、言葉で説明するよりやって見せて教える、というスタイルが自分には合っているように感じています。


 

当院のリハビリは患者さん毎の担当制。

当院のリハビリ部門は現在、PT(理学療法士)が10名、OT(作業療法士)が2名、ST(言語聴覚士)が1名、助手1名の計14名で構成されています。主任は私と、STの主任がもう一人。他に副主任のポジションに2名が就いています。年齢構成としては、20代中盤から後半くらいの人が多く、私が一番年上。私のように新卒で入職してきた人も多いですが、中には社会人経験をしてから資格を取得して入職したという人もいます。当院のリハビリ部門では外来・入院・訪問の全てに対応していますが、担当を分けず、全員が外来・入院・訪問のリハビリに対応するようにしています。患者さん毎の担当制を設けており、担当する外来の患者さんと訪問の患者さんが同じ時間に被るということでもない限りは、原則同じスタッフで一人の患者さんを担当するようにしています。


 

患者さんに喜ばれている実感がある。

他の病院でリハビリに携わる人たちからは、一度退院した患者さんがなかなか外来でリハビリに来ていただけなくなる、という話をよく聞きます。しかしながら当院でリハビリを担当していると、そんな話が不思議に感じるくらいに頻繁に来院される患者さんがたくさんいます。半分冗談で「もう元気になったので、リハビリを卒業しても大丈夫ですよ」と言っても、顔を見に来てくれる患者さんも珍しくありません。私たちは患者さんからの要望があればマッサージにも対応しているので、それを目的に来院される方も少なくない。そんな患者さんたちから「元気になったよ」と声をかけていただけるのは、本当に嬉しいものです。整形外科で入院されている患者さんも、その多くが日に日に良くなっていくのがわかるもの。患者さんから喜ばれているという実感が得られるから、この仕事がどんどん好きになっていったのかもしれません。


 

成長が可能な魅力的な職場だと思う。

病院のリハビリ部門で働いてみたい、と考えている方の中で、特に整形外科の分野に興味がある人にとっては、当院ではとてもやりがいのある仕事ができるのではないでしょうか。手術を控えている患者さんに手術前から接点を持つことができますし、手術中の見学もさせてもらえるので、とても勉強になり、自分自身の知見も増えます。さらには手術後の入院リハビリから退院後の訪問リハビリや外来リハビリに至るまで、同じ患者さんをずっと担当することができるのも、リハビリの分野毎に分けていては体験できないことではないかと思います。糸川院長をはじめ医師の方々も接しやすい雰囲気を醸し出してくれていますし、リハビリのスキルを高めたい人にとっても魅力的な職場だと強く思います。





 









 

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